再生医療とは

広く『再生医療』とは、病気やけがなどで失われた身体の一部の組織や臓器を修復・再生する治療のことです。

多くは、

• 患者さんご自身 または 他者の幹細胞などを用いて
• 特定の細胞や組織、場合によっては臓器そのものを体外で作り出し
• それらを移植することで組織や臓器を再生する

という治療法になります。

再生医療で用いられる幹細胞にはいくつかの種類がありますが、済衆館病院で行う血管再生医療は、患者さんご自身の体の中にある『脂肪幹細胞（ADRC）』を用います。

当院が提供する再生医療等の名称は『脂肪幹細胞を用いた重症虚血肢に対する血管新生療法』です。

この治療は、

• 患者さまに再生医療治療が適正に実施されるように作られた『再生医療等の安全性の確保等に関する法律（2014年11月25日施行）』を遵守すること。
• 特定認定再生医療等委員会の審査を経ること。
• 再生医療等提供計画を厚生労働大臣に届け出済みであること。

という条件を満たすことで実施可能となっている治療です。

済衆館病院は、地方厚生局から認定を受けた『安全未来特定認定再生医療等委員会』にて審査を受け、厚生労働大臣に提出しています。

当院が提供する再生医療等は、下記の実施体制の元で行っております。

治療に関する問い合わせや苦情に関しては、医師・看護師・スタッフにお尋ねいただくか、下記の問い合わせ先にご連絡ください。